4月11日にDropで購入したPinnacle PXが届きました!
5月2日に配送完了したので、購入から約20日で到着ですね。
この商品はいわゆる"おま国"ですので、日本への発送はされていないので、国際転送サービスを利用しました。
Dropでの購入方法と国際転送サービスについてはこちらの記事を参考にしてください。
Pinnacle PXについて
Pinnacle P1のMassdropバージョンです。
P1については、Mee Audioが2年ほどかけて設計し、2016年にフラッグシップとして発売されたイヤホンだそうです。
Dropバージョンでは、本体の塗装がつや消しになり、パッケージを簡素化することで低価格を実現しています。
P1はeイヤホンで27,720円で販売されているようです(売り切れ中)。一方、PXはDropで49ドル(日本円で約6700円)です。差額20,000円ほど。
やばいっすよね。めちゃくちゃコスパ高いです。
開封〜同梱物チェック
パッケージ(表)
パッケージ(裏)
金属ですが、マット仕上げで好みです。
付属のマイク付きケーブルはしなやかではないので、取り回しはしにくいです。
ケースがなかなか質感高いです。
このロゴ好きなんですよ。
イヤーピースがたくさん入ってました。
スペック
(公式ページより)
インピーダンスが50Ωもあるので、アンプ必須ですね。
形が特徴的で、2種類の付け方が可能。
レビュー(個人的使用感)
装着感
Shure掛けで使用しましたが、私の耳にはピタッとフィットしました。金属媒体ですが重みを感じることもなく、良好なつけ心地です。というか抜群のフィット感でした。
しっかりとフィットしたので、遮音性も抜群でした。
音質(アンバランス接続)
Zen Dac v2>Zen Can Signature 6xx>4.4mm→2.5mm変換>本機
エージングなし
とてもバランスが良いです。どの音域もバランスよく出力されていて、高域が耳に刺さるようなことはありませんし、低域は十分に出ています。低音好きには物足りないかもしれませんが、私には十分すぎるほど出ていますね。
解像度は高いのですが、聴き疲れしにくい音質です。どちらかいうとリスニングよりなのかもしれません。いわゆる解像度オバケではないです。
イントラコンカほどではないですが、空間が広いような感覚があります。音が横に広がっていくような感じです。(語彙力のなさ)
インピーダンスが50Ωと高いこともあり、音量を取るためにはアンプは必須ですが、それ故にノイズが乗らないので、非常に良いと思います。
音質(バランス接続)
Zen Dac v2>Zen Can Signature 6xx>4.4mm→2.5mm変換>本機
エージングなし
アンバランス時と比較して、パワフルさが増し、音の輪郭がハッキリして、分離感が増したように感じました。「バランス接続にしてやったぜ!」というプラシーボ効果もああると思います、たぶん。
使用したケーブルはこちらです⬇
Mee Audioが販売している「Universal MMCX Balanced Audio Cable」というケーブルが欲しかったのですが、eイヤホンで12,870円で販売されおり、少し高く感じてしまい、購入できていません。
MEE audio ミーオーディオ Universal MMCX Balanced Audio Cable 【CMB-BAL-SET】 / e☆イヤホン
Dropでもリクエストは受付されているので、リクエストしておきました。販売されるまでは、我慢しようと考えています。いつ販売されるのかは分かりませんが。
イヤーピースに関しては、音楽を聴く時にはアンバランス接続、バランス接続ともにシリコンタイプの方が音の広がりが感じられ、聞きやすかったです。
ゲームでの使用
Apexで使用してみました。というか私としてはメインの用途になります。
Mixamp→BT T100→BTR5→本機(バランス接続)
エージングなし
Mixampでイコライザーが効いているので、定位感のみに絞ってレビューです。
イヤーピースはシリコンタイプでは左右の定位良かったのですが、上下の定位感がしっくりこなかったので、敵が上や下にいる場合に少しぼやけるような感覚がありました。
ウレタンタイプに変えたところ、上下左右ともに定位感が増して、定位のバランスが良くなり、上下左右の足音をしっかりと掴めるようになりました。
遮音性が高まった事によって、ただ単純に音を掴みやすくなっただけかもしれませんが、個人的にはウレタンタイプのほうがゲームには合っているように感じました。
敵との距離感に関しては、特に遠すぎたり近すぎたりといった違和感はありませんでした。慣れの部分ではありますが、自然であると思います。
ゲーミング用途で有線イヤホンを無線化するおすすめの方法は、過去記事で紹介しています。
追記(2023/10/21)
現在は、イヤーピースをコレイルに変えて使用しています。中域周辺、特にボーカルがめちゃくちゃ聴きやすく、どんな音楽ジャンルでも対応できて聴き疲れないので長時間装着していられます。普段使いの1本としてかなり気に入っています。
まとめ
今回はPinnacle P1のDropバージョン、「Pinnacle PX」のレビューをしました。
再確認ですが、国内販売27,720円のイヤホンが、約6,700円で購入できるのはバグだと思うほどコスパが高いです。
P1よりもマットで無骨、大人な雰囲気を出しつつ、しっかりとした音質が担保されているこのイヤホンを買って、大満足しています。
届いたばかりでエージングなしでのレビューでしたが、非常に満足できるイヤホンでした。今後エージングが進み、どのように音が変化していくのか楽しみです。
本家のガンメタのP1も欲しくなっちゃったなぁ。。。
Amazonでは取り扱いがありますね。