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【キーボードレビュー】EPOMAKERの新作ロープロファイルキーボード「Luma84」の実力をチェック!正直...◯◯でした。Lofree Flowとも比較してみる。

※この記事には続編記事があります。
irielife420.com

 

今回はEPOMAKER から新発売されたロープロファイルメカニカルキーボード「Luma84」のレビューになります。

 

EPOMAKERさんから商品提供を受けています。レビュー機会を頂きありがとうございます。
いつも通り、忖度なしのレビューをしたいと思います。
epomaker.com

 

個人的にかなり気になっていた、というか期待していたキーボードです。

これまでLofree FlowやFlow Liteのレビューをしてきて、そこまで良い評価をしてきませんでした。

Flow(無印)に関してはデザインは良いけど、キーマッピングができないという致命的な欠陥を抱えていて、Liteに関してははキーマッピングはできるけどアルミ筐体ではなくなり体積が増加するというデザイン的劣化がありました。

打鍵感に関しては両機種ともに良いとは思いましたが、あと一歩足らないような印象でした。

そのような状況の中、「Luma84」は、アルミ筐体、QMK/VIA対応という装備を身に着けて登場してきたわけですから、そりゃ期待しちゃうでしょ!

注目していた方も多いのではないでしょうか??

 

すでにAmazon.jpで取り扱いがありますね。15%オフクーポンあり(執筆時)

 

EPOMAKER公式サイト、EPOMAKER Store(AliExpress)でも購入可能です。

ということで、どんなキーボードになっていたのか、見ていきましょう!レッツゴー!

 

 

スペック

PS4/5、Xboxへの対応が記載されているのが珍しいですね。

Brand
EPOMAKER
Model
Luma84
Layout
75% QWERTY ANSI US Layout
Number of Keys
84 Keys
Battery
3000mAh
Connectivity
Type-C Cable, 2.4GHz, Bluetooth 5.0
Compatibility
Mac/WIN/Android/PS4/5/Xbox
Keyboard Dimensions
31.4cm in Length, 12.85cm in Width, 2.55cm in Height on the ESC side, and 1.65cm in Height on the Spacebar Side
Case Material
Anodized Aluminum
Plate Material
PC
Flex-Cut
No Flex-Cut
Stabilizers
Gateron Low-Profile Stabilizer
Mounting Structure
Gasket-Mount
Sound Dampening
Sandwich Foam, Switch Pad, Sand-Enhancement Pad, Switch Socket Foam, Bottom Sound-Absorbing Foam
Keycaps Profile
DSA Low-Profile
Keycaps Material
PBT Plastic
Keycaps Manufacturing Technique
Double Shot and Dye-Sub
Hot-swappable
Yes, with 3/5-pin Mechanical Switches
RGB Backlight
Per-Key South-Facing LEDs. Still and Dynamic, Singular Color and RGB
Polling Rate
1000Hz (USB, 2.4Ghz), 125Hz (Bluetooth 5.0)
Latency
4ms (USB), 12ms (2.4Ghz wireless), 24ms (Bluetooth 5.0)
Anti-Ghosting
N-Key Rollover
Programmable Keys
QMK/VIA Software
 
公式サイトより引用)

 

開封と中身

 

付属品

USBケーブル、交換用キーキャップ、USBドングル、予備スイッチ、取扱説明書

 

本体

既視感のあるデザイン。もちろんあの有名なFlowですね。

 

背面はシンプル。黒いゴムクッションがあるだけです。

 

技適認証マークがしっかり印字されていますね。

 

横から見た様子。なかなか質感が高いです。

 

本体上部、左側にはUSB接続部、有線・無線の切り替えスイッチが搭載されています。

 

上部ベゼル右側にはLEDライト。

 

このキーボード、LEDがめちゃくちゃキレイです。

 

キーキャップの品質は悪くはないのですが、若干チープさを感じます。

 

厚みは上部は1.1mm、下部は1.3mm

 

キースイッチはGateron Low-Profile Brown Switch

 

今回ですが、ホワイトモデルも同時に提供して頂きました。

 

こちらには、Gateron Low-Profile Red Switchを選択しています。

 

それ以外はカラーが違うだけです。

 

 

シルバーの色合いが少し違いますね。

光の加減や撮影するカメラで微妙に色味が異なるので、雰囲気を掴んで貰えれば良いかと思います。

 

キーボードの中身

一応内部構造も確認しておきます。

ボトムケースにはフォームが1層

 

 

PCB裏はこんな感じ。

 

フォームがテープで止められていました。

 

フォームを取り外すとこのような状態です。

 

PCBはこのようになっています。

スペックに3/5ピン対応と記載されていましたが、3ピンのみ対応では??

ソフトウェア

QMK/VIAに対応しています。

JSONファイルはこちらからダウンロードできます。

epomaker.com

 

 

AnyKeyが使えるかどうかなど、テストしておきます。

 

【Caps Lock】◯

長押しCtrl、短押しCaps Lock

MT(MOD_LCTL,KC_CAPS)

 

【ENTER】◯

長押しCtrl、短押しEnter

MT(MOD_LCTL,KC_ENT)

 

【右SHIFT】◯

長押しShift、短押しハイフン(伸ばし棒)

MT(MOD_LSFT ,KC_MINS)

 

【Space】◯

長押しShift、短押しSpace

LT(2,KC_SPC)

 

特に制限なく設定が可能でした。

 

使用感レビュー

デザイン・機能

Flowを彷彿とさせるようなアルミ筐体で、高級感があります。本体詳細のところで述べたようにLEDライティングがめちゃくちゃキレイですね。

機能的には、QMK/VIAに対応しているので、かなり柔軟なキーマッピングを設定することが可能です。この見た目で、Mod Tapが使えるキーボードを待っていた方もそれなりにいるのではないでしょうか。

 

打鍵感・打鍵音

えーと...正直に言います。

良くないです。

カチャカチャという音と、底打ちのペチペチとした感覚が相まって、全体的に安っぽいチープな打鍵感と打鍵音になってしまっています。スタビライザーもチャカチャカしているので、益々チープさに拍車をかけています。

事前にEPOMAKERが投稿していたYouTube動画にもコメントしていたのですが、実際に触ってみても同じ印象を受けてしまいました。

2色の異なるスイッチを搭載した製品を送っていただきましたが、どちらのスイッチにおいても、同様の感想です。

Brown Switchの方が、タクタイルという性質上、僅かではありますが、よりワシャワシャと音が暴れているような印象を受けました。

タイピングの感覚としては、タクタイルの方が指伝わるフィードバックが大きいので、気持ち良さは若干あるのですが、やはり打鍵音がチープすぎますね。

そういった意味では、Red Switchの方が、打鍵音が多少控えめなのでマシに感じます。

んー、期待していただけにかなり残念です。

 

▼打鍵音を収録しています▼

youtu.be

 

気になるポイント

キーキャップへの印字

アルファベットの下にBT1、BT2などのFnレイヤーのキーマッピングが印字されているのですが、これがデザインを損なわせていますね。

 

これはすでに、事前に担当の方に伝えています。

EPOMAKERの担当者さんからは、カスタマーサービスへの問い合わせが多いことへの対策と聞きました。理解はできるのですが、説明書を読まない方々が、キーキャップの印字を見て操作を理解するとは思えません。正直変わらないような気もします。

業務の効率化によって、製品のデザインが損なわれる状況は、あまり良くないと思います。

 

Kailh系のキースイッチが使用できない

今回は打鍵音が良くなかったので、サイレントスイッチを入れたくなりました。しかし、Gateron系のロープロファイルキースイッチのサイレントスイッチは、まだ1種類しかなく、入手も困難な状況です。(Keychron Low Profile Silent Switch

Kailh系のキースイッチであれば、Deep Sea Silent miniなどの静音スイッチが使用できますから。

コストパフォーマンスも考えた上で、Gateron系のキースイッチを採用していると思うので、仕方ないところかもしれません。Epomakerさんには独自に、良質なロープロファイルキースイッチを開発してもらいたいですね。

まぁそもそもでいえば、キースイッチの規格が統一されていない問題を何とかして欲しいところではあります。

 

Lofree Flowと比較

デザイン比較

まずはデザインです。似ていますが、やはりLuma84のキーキャップの印字がごちゃごちゃしていてスタイリッシュではないですね。またFlowの金色のアクセントが高級感を引き上げています。

 

背面は、Luma84の方がシンプル設計ですね。Flowの所々で使われいている金色が良いアクセントになっていることがよく分かります。

 

横から見た様子です。

 

キーキャップにおいては作りに違いがありますね。(左:Luma84 右:Flow)

 

キースイッチに差し込む部分ですが、Luma84のキーキャップは飛び出し部分が大きいため、少しだけ背が高くなっています。

 

機能的比較

やはり大きいところはLuma84がQMK/VIAに対応していて、キーマップが変更できることです。AnyKeyも使えますので、カスタマイズに制限はありません。

そして、先程も述べましたが、採用しているキースイッチの系統が違いますね。

 

どっちが良いか?

正直どちらもおすすめできません。変わりにFlow Liteをおすすめしますね。

"どっちが良いか?"と言っているのに、別の製品を出してくるのは少しズルいですが、「Luma84とFlowが争っているうちにLiteが良いところを持って行っちゃった」という感じです。

対抗に、IqunixのMagi65やMQ80を考えた場合は、また結果は変わってくるとは思いますが、私は実際に触ったことがないので、ここで評価をしてはいけないでしょう。

ですが、現時点で私が持ち合わせている情報から、私の個人的な好みだけででいうとMagi65が優勝するだろうと予想しています。

 

話は戻しますが、大事なポイントとしては、Luma84とFlowには大きな価格差があります。Amazon.jpにおいて、Luma84は現時点で約16,000円(クーポン利用あり)、Flowは29,999円と、約1万3000円の差があります。

アルミ筐体のロープロファイルメカニカルキーボードということで考えると、Luma84は比較的買いやすい金額に設定されている思います。

しかしながら、現時点におけるキーボードとしての完成度を考えると、コストパフォーマンスが高いとは言えません

 

すると....

やはり、ほぼ同価格で買えるFlow Liteの存在が、確実に視野に入ってしまいます。

 

結果としてFlow Liteの評価が、相対的にどんどん上昇してしまいましたね。

あれ?私は今どの製品のレビュー記事を書いているのでしょうか・・・笑。

 

まとめ

ということで、今回はEPOMAKERの新作ロープロファイルキーボード「Luma84」のレビューをしてきました。

良かったポイント

  • カスタマイズ性の高さ(QMK/VIA対応)
  • バックライトが綺麗
  • 技適取得済み
  • アルミ筐体のロープロファイルキーボードとして、比較的買いやすい価格

微妙だったポイント

  • 打鍵感が良くない(チープ)
  • デザインがうるさい(キーキャップデザイン)
  • コスパが悪い(完成度に対して価格が割高に感じる)

 

期待していただけに、とても残念です。(私が勝手に期待し過ぎただけです)

比較的買いやすい価格設定だとは思うのですが、価格に対してキーボードの完成度が低いため、コストパフォーマンスが高いとは言えず、総合的な満足感も低くなってしまいました。

もし可能であれば、少し前にTIDE65が改良版を発売したように、このLuma84も改良版を発売するべきだと思いますね。

EPOMAKERさんに期待して待つことにします。

 

この記事内では打鍵感改善のためのカスタマイズは行っていないので、また今後キースイッチを変更したり、テープmodをしたり、色々と試して、記事にできたらと考えています。準備は一応しています。

 

最後に、このLuma84がおすすめな方は、このデザインが気に入った方、QMK/VIAに完全対応したロープロファイルキーボードが欲しい方、といったところでしょうか。

この記事を読んで、Luma84が気になった方はチェックしてみてくださいね。