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【キーボードレビュー】EPOMAKER「RT85」のレトロモダンなデザインが可愛すぎた。打鍵感も気持ちいぃ!

今回は、EPOMAKER「RT85」のレビューになります。

RTシリーズですが、EPOMAKERのオリジナリティが最も表現されるシリーズだと、勝手に思っています。

個人的にですが、私がキーボード沼に足を踏み入れたキッカケがRT100でしたので、このシリーズに対して愛着があります。

EPOMAKERさんから商品提供を受けています。レビュー機会を頂きありがとうございます。
いつも通り、忖度なしのレビューをしたいと思います。
epomaker.com

 

Amazon.jpで取扱があります。

カラー展開は2色。どちらも良い色ですが、やはりオレンジカラーが映えるRetro Whiteがおすすめです。価格は約15000円、クーポンを利用すれば12000円ほどで購入できます。手頃な価格ですね。

 

それでは、具体的に見ていくことにします。レッツゴー!

 

スペック

Brand EPOMAKER
Model RT85 Mechanical Gaming Keyboard
LAYOUT 75% Layout, US ANSI
Number of Keys 82 Keys, 1 Joystick and 1 Screen
Battery 8000mAh
Battery Life 320 Hours of Continued Use (RGB Off & Screen Off), 90 Hours of Continued Use (RGB Off & Screen On), and 24 Hours of Continued Use (RGB On & Screen On)
Connectivity Cable Wired, 2.4Ghz Wireless, Bluetooth
Compatibility Mac/WIN/Android/iOS
Keyboard Dimensions 36*13.8*4cm
Keyboard Weight 1kg
Front Height 2cm
Back Height 3.1cm
Typing Angle 5, 6.7 and 10 degrees
Case Material Plastic
Plate Material PC
Flex-Cut Flex-Cut
Stabilizers Plate-Mount Stabilizer
Mounting Structure PORON Sandwich Foam, IXPE Switch Pad, PET Sound Enhancement Pad, EPDM Switch Socket Foam, Silicone Bottom
Keycaps Profile Cherry Profile
Keycaps Material PBT Plastic
Keycaps Manufacturing Technique Double-Shot
Joystick Material ABS Plastic
Joystick Function Up/Down=Volume up/down, Left/Right=Toggle RGB Effect, Press=Mute
Screen Material TFT
Screen Size 1.47 inch
Screen Function Info page displays Keyboard’s status of connection, OS mode, power percentage and date, the media page allows DIY pictures or Gifs, while custom mode allows users to custom RGB settings, volumes etc.
Switch 5-pin Mechanical Switch
Hot swappable Yes, compatible with 5-pin mechanical switches
RGB Yes, RT85 keyboard has dynamic RGB backlight with south-facing per-key LEDs
Polling Rate 1000hz in wired and 2.4Ghz mode and 125hz in Bluetooth mode
Latency 6ms (cable wired), 12ms (2.4ghz wireless), 18ms (Bluetooth)
Anti-Ghosting Yes, RT85 keyboard supports N-Key rollover.
Programming Software Yes, the RT85 gaming keyboard supports EPOMAKER 3.0 software, which works on WIN and Mac systems.

公式サイトより引用

EPOMAKER RT85 – epomaker

 

開封と中身

 

付属品

USBケーブル、キーキャッププラー、予備キースイッチ、取扱説明書

 

本体

全体的にレトロでありつつも、液晶やジョイスティックを搭載しています。カラーリングが可愛いです。

 

背面です。ちゃんと技適認証マークが印字されています。

 

2段階のスタンドがあります。

 

キーボード上部中央には、USBポートのみ。

 

液晶とジョイスティックが特徴的です。

 

この液晶には時刻や接続先の表示、任意の画像を表示することが可能です。

 

ジョイスティックは音量調整とRGB設定に使用可能。

 

左側に無線子機が収納されています。

 

接続方法を切り替えるスイッチが搭載。

キーキャップの品質も良いですね。厚さも1.5mmと十分。

キースイッチですが、今回はWisteria V2です。Creamy Jadeのどちらかを選ぶことができます。

 

ソフトウェア

ソフトウェアはこちらからダウンロード可能です。

epomaker.com

 

キーマッピングなどの設定ができます。

 

液晶画面に任意の画像を設定することも可能です。

 

細かいポイントになりますが、以前はキーボードそれぞれでソフトウェアが異なっていたのですが、最近は一つのソフトウェアでの管理が可能になってきています。

モデルによりますが、これは良い傾向だと思います。RAZERでいうところのSynapseのような感じですね。今後も続けて欲しいです。

 

使用感レビュー

デザイン

レトロモダンなデザインで、オレンジの差し色が良いアクセントになっていますね。ぱっと目を引く可愛さが良いです。

配列的にも特殊キーや方向キーが分離されているタイプなので、ミスタイプが起こりにくいと思います。

ただ1点、Deleteの位置だけ好きではないですね。

これはキーマッピングを変更すれば良いだけですがね。

 

機能

このキーボードの一押しポイントは、接続切り替えスイッチですね。液晶やジョイスティックは正直どうでも良いです。

キーボードショートカットではなく、物理的にカチッと捻るだけで接続先を切り替えることができるのは、かなり便利ですね。

このスイッチの位置自体もキーボード側面ではなく、表面の邪魔にならない位置にあるため、アクセスがしやすく使い勝手が良いです。

 

打鍵感・打鍵音

これまでも多くのキーボードに採用されてきた、定評のあるWisteria V2スイッチですので、安定したパフォーマンスを発揮してくれます。

特にバネ鳴りもスレ音もありません。小気味いい打鍵音がクリアに響きます。

コトコト系だとは思いますが、どちらかというとカタカタ系に寄っている感じですかね。

 

▼打鍵音を収録しています▼

youtu.be

 

Creamy Jade Switchも提供して頂いているので、こちらに交換した打鍵音も収録しておきました。

 

▼打鍵音を収録しています▼

youtu.be

 

Wisteriaと比べると、よりまろやかで、若干大人しくなる印象ですね。名前の通りクリーミーさが増している印象です。

このCreamy Jadeですが、たしかTH85くらいから登場したスイッチだったと思います。このスイッチの登場で、EPOMAKERのプラスティック筐体のキーボードが、1段階進化したと感じています。

Wisteria V2も良いですが、個人的にはこのCreamy Jadeの方をおすすめしたいですね。

スイッチ単体でも購入できるはずですが、商品ページだけで在庫切れが続いています。。良いスイッチなので、買えるようにして欲しいですね。

 

ちなみに打鍵音の収録動画で使用しているリストレストは、EPOMAKERの「CloudGel Wrist Rest」という製品です。こちらもご提供いただきました。

「むにゅっ」としつつも、適度な弾力があり、タイピング時の手首をしっかりサポートしてくれます。感触としては、冷やしていないアイスノンみたいな感じです。

↓こういうやつです。

おすすめなので、こちらもチェックしてみて下さいね。

EPOMAKER CloudGel Wrist Rest – epomaker

 

気になるポイント

液晶とジョイスティックについて

この液晶とジョイスティックの存在によって、キーボード全体がモダンな雰囲気になっているわけですが、実用性は高くありません。便利なのは時計が常時表示されていることくらいですかね。

ジョイスティックでできる操作もRGBの変更と音量調整だけで、できることが少なすぎます。他の機能を設定できれば良かったですね。

せっかくジョイスティックという形態を採用しているのであれば、ポインティング操作ができれば良かったと思います。まぁそれが使いやすいかは別にして、ジョイスティックである意味を示して欲しかったですね。

 

最も不可思議なことは、液晶画面とジョイスティックがまったく連動していないことです。

液晶に映っている設定項目を、ジョイスティックで選択できないのは謎仕様ですね。液晶の操作はFNキーのショートカットで行い、ジョイスティックはそれ単体に割り振られた機能(RGBと音量調整のみ)を使うだけです。それぞれが単独の機構になっているので、直感的な操作はできません。

PCモニターの背面にあるスティック型スイッチのように、設定を細かく操作することができれば良かったですね。

 

以前に発売されたRT80では、液晶画面がタッチスクリーンになっていましたので、単に画像を表示させるだけでなく、アプリのショートカットを配置できるという実用性がありました。

irielife420.com

 

今回のRT85では、デザイン性が重視された結果、実用性の部分での退化が見られたのが残念でした。

 

まとめ

良かったポイント

  • レトロモダンな可愛いデザイン
  • 接続切り替えの物理スイッチが便利
  • 優れた打鍵感・打鍵音
  • 技適取得済み

微妙だったポイント

  • 液晶とジョイスティックの実用性の低さ

 

今回はRT85のレビューをしてきました。

レトロでモダンなデザインが気に入った方におすすめです。

それから接続切り替えスイッチがとても便利なので、複数デバイスで作業している方にも良いかもしれませんね。

打鍵感、打鍵音も良いですし、デスクコーディネート用に"ジャケ買い"的な買い方でいいのではないでしょうか。