今回はStreamplifyのマイクアーム「MOUNT LIFT」のレビューになります。
少し前までロープロファイル製品の人気が高まっていて、少しブームのようになっていたような気がしますが、最近は、徐々にその使い辛さに気が付いて、やめていった方も増えてきている印象です。
私はAlterzoneのALZ-M3を使用していて、ロープロファイル形態で使用していたのですが、デスク上を薙ぎ払っていくスタイルによって、デスク上にモノを置き辛くなったので、結局ミドルプロファイル形態で使用しています。
今回レビューする「MOUNT LIFT」は、その名称にもあるように「LIFT」が長所のマイクアームとなっています。
「LIFT」は持ち上げる、高めるといった意味ですね。
高さ調整に特化したマイクアームとなっています。
株式会社アーキサイト様よりお声を掛けていただき、商品提供を受けています。
レビュー機会を頂きまして、本当にありがとうございます。
忖度なしに素直なレビューをしたいと思います。
Amazon.jpで取り扱いされています。価格は8,600円(執筆時)
それでは、どのような製品なのかレビューしていきたいと思います。
Streamplifyについて
ストリーミングに特化した製品をお届けするクリエイター向けブランドが登場。シンプルかつ高機能なプロダクトでハイクオリティな配信をサポートします。クラフトマンシップの国、ドイツでデザインされたプロフェッショナルな外観はデスクに違和感なく溶け込みます。ドイツのゲーミングチェア「noblechairs」とゲーミングデバイス「Endgame Gear」は、多くのゲーミングブランドを擁するPGWにおける姉妹ブランドです。
どことなくElgatoを彷彿とさせるメーカーですね。マイクやキャプチャーボードといった販売している機器もかなり似ています。
特に「STREAMING DECK ONE」はまんまアレですね。
STREAMING DECK ONE - Simplify | Amplify
日本においてはアーキサイトさんが国内総販売代理店をされています。
「Streamplify」8製品を国内総販売代理店として発売
スペック
ブランド
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Streamplify(ストリームプリファイ)
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商品名
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MOUNT LIFT(マウント リフト)
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型番
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MOUNT-LIFT-LIGHT-BK
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EANコード
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4251442511029
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材質
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アルミニウムおよび金属
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可動距離
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最大80cm(垂直) / 最大70cm(水平)
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耐荷重
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最大2.5Kg
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取付可能天板
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最大75mm
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取付ねじ寸法
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3/8インチ
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ねじ変換アダプター
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5/8インチおよび1/4インチ
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ケーブルマネジメント
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あり
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付属品
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3/8⇒5/8ねじアダプタ、3/8⇒1/4ねじアダプタ、ケーブル整理用ベルクロ、六角スパナ
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本体サイズ
(縦×横×高さ)
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約 504 x 198 x 72mm
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本体重量
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約 960g
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梱包サイズ
(縦×横×高さ)
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約 505 x 197 x 70mm
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梱包重量
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約 1250g
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保証期間
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ご購入日より2年間
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生産国
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中国
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▼製品の紹介動画はこちら▼
開封と中身
箱・パッケージ
同梱物
マイクアーム本体、3/8→5/8ねじ変換アダプタ、3/8→1/4ねじ変換アダプタ、ケーブル整理用ベルクロ、六角、取扱説明書
公式サイトは日本語対応していませんが、取扱説明書には日本語表記がありました。
組み立て編
組み立てというか、差し込んでクランプして完成です。
質感いいですこれ。
クランプ部分の角に少しだけバリがありました。私、ぶつけてませんよ(たぶん)。
どうせ見えなくなるので、気にしてません。
ポールは2段階で伸びるので、結構高くまで上がりますね。
関節はスムーズに動きます。
先端は角度調整ができるようになっています。
変換アダプタを使用して、マイクやWebカメラ、ライトなどを設置できます。
角度調整する時はカチカチと切り替わります。
サイズ実測
需要があるかは分かりませんが、細かい部分のサイズを測っておきました。
公式サイトなどに記載されていないので、デスク環境を緻密に計算して構築されている方や、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
実際に設置してみる編
(デスクを晒すのは結構恥ずかしい。)
私の使用用途としては、マイクアームとしての使用です。
メカニカルキーボードの打鍵音を収録する時は、こんな感じにセッティングしています。
マイクアームはAlterzone ALZ-M3を使用していますが、交換してみます。
交換するとこんな感じです。
デスク左側から中央に向けて伸ばしています。
付属のアダプタを付けたり、Ulanziの雲台を使って、録音の適正距離に設定しています。
使用感レビュー
水平垂直可動式ということで、ポール部分で高さを調節する仕様(アーム部分での高さ調整ができない)になっているので、高さを一定にしたい、固定したいというニーズにピッタリですね。
私はメカニカルキーボードの打鍵音を収録する時に、キーボードとマイクの距離をいつも一定にしたいと常々思っていたので、このマイクアームでとても快適になりました。
ポールを全く伸ばさず、最も低い場所でベストの高さになりましたね。
打鍵音を収録する時以外でも、高さを上げてマイクをビデオ通話用にも使えます。高さを上げて機材を吊り下げて使用する時には、アームが水平に伸びているので、視界を確保しやすいというメリットもありますね。
ただアームが最大に伸びている時に、高さを最大まで上げると、全体が重みで若干傾くので、そこには注意が必要ですね。高さの最高点はは84cm(実測)ですが、それよりもマイナス10cm程度の高さまでで使うのが安定しそうです。
気になるポイントとしては、配線を隠す機構がないことですね。
ポールとアームの経が細めなので仕方ないかもしれませんが、少し残念でしたね。それから金属製なのですが、マグネットがつかないので、マグネットクリップを使った配線整理はできません。
付属のベルクロを使うしかないので、見栄えが悪くなりますね。仕方ないですが。
まとめ
良かったポイント
- 安っぽくない質感
- スムーズな可動
- 高い位置まで伸ばせる
微妙だったポイント
- ボールが傾く(条件による)
- 配線整理がしにくい
ということで、今回はStreamplifyのマイクアームのレビューをしてきました。
「MOUNT LIFT」という名の通り、"高さ"に特化した質の良いマイクアームとなっていました。
マイクやカメラといった配信機材に、十分な高さを確保したい方にオススメできるモニターアームですので、気になった方はチェックしてみてくださいね。