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【キーボードレビュー】Weikav「NUT65」は高コスパ&ハイクオティの素晴らしいキーボードだった!"とろける打鍵感"に仕上げて大満足!

今回はWeikav 「Nut65」のレビューになります。

今回は、Weikavさんから商品提供を受けています。レビュー機会を頂きありがとうございます。忖度なしのレビューをしたいと思います。
weikav.com

 

実はWeikavさん、4月から7月上旬まで音信不通だったんですよね。プロモーションの話も突如中断していましたので、心配していたのですが、7月後半にこのNut65という新製品を引っ提げて復活です。

沈黙期間から復活までの事柄は公式サイトでまとめられていますので、気になる方は御覧ください。内容を一言でいうと「Weikavが成長する過程において必要な沈黙期間だった」という感じです。

weikav.com

 

NUT65は、公式サイトまたはAliExpressで購入可能です。

価格は約10,000円です。買いやすい価格ですが、ベアボーンキットであることを確認しておいて下さいね。

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それでは、Nut65の詳細について、見ていくことにします。レッツゴー!

 

開封と中身

シンプルパッケージ。

 

付属品

USBケーブル、キーキャッププラー、プレートマウント用パッド、取扱説明書類

 

デュアルガスケット構造で、このパーツでプレートマウントを追加することが可能。

 

本体

ベアボーンキットです。今回はブラックを選択。

 

背面にはドングリが2つ。可愛いです。

 

「NUT」の文字周辺の赤いアクセントも良い感じです。

マグネットプレートの下には、無線ドングルが収納されています。

 

キーボード前面にはRGBライト。

 

キーボードの上部中央にはUSB端子。

 

ボールキャッチ式のクイックリリース機構が導入されています。

特にガタツキはありませんでした。

 

内部の構成は5層構成。

 

PCBはフレックスカットされています。ガスケット構造は、PCBマウント方式が採用されています。

 

分割スペースバーには対応していません。

 

PCBの接続にはケーブルを使用しないポゴピン式です。

クイックリリース機構と合わせて、改造が楽ですね。

 

バッテリーは2つ搭載。2000mAh+4000mAh

 

先ほど少し触れましたが、ガスケットマウント方式はPCBマウント方式と、プレートマウント方式を組み合わせることができます。私は両方使うのが好きです。

 

ソフトウェア&マニュアル

▼JSONファイルとマニュアルのダウンロードはこちら▼

weikav.com

 

VIAに対応しています。

 

MOD TAPにもちゃんと対応していました。何の問題もありません。

 

 

WEB Driverにも対応しています。

https://weikavnut65.hsgaming.cn

ブラウザ上で設定できます。

 

ビルド&レビュー①

ベアボーンキットですので、キースイッチとキーキャップは自分で用意する必要があります。

今回はコトコト系を目指そうということで、キースイッチにはWeikavのCoconut Latteを使用します。100個が3000円以下で買えるコスパに優れたキースイッチです。

だいぶ前に自分で購入したもので、提供を受けたものではありません。

 

キーキャップにはセラミック製の「Dareu Ceramic Keycap」を使用します。

以前に購入したはいいものの、そのままになっていたので今回使ってみます。むしろこのキーキャップを使いたいがために、コトコト系にすることを決めた感じですね。

 

ということで、組み上がりました。

なかなかいい感じに仕上がりましたね。

 

 

▼打鍵音を収録しています▼

youtu.be


心地よいコトコトに仕上がったと思いますね。打鍵感もいいですし、軽快なタイピングが可能です。

 

ビルド&レビュー②

十分に良い打鍵音のキーボードに仕上がったのですが、もっとコトコト感を追求したくなってしまったので、キースイッチとポジショニングプレートを交換してみます。

プレートはAliExpressでPC素材のものを購入しました。

 

Weikav公式ではPC素材以外のプレートを購入することができます。

NUT65 Plate | Weikav

これまでは、新製品が発売してしばらく経ってから提供されることが多かったのですが、NUT65からは発売してすぐに購入できるようになっていました。

Weikavの意気込みが感じられます。

(フレックスカットされていないPCBも購入可能です。)

(公式で購入しなくてすいません。Weikavさん。)

 

 

キースイッチはSiliworks x Napworks Nap Linear Switchを使用します。

 

▼打鍵音を収録しています▼

youtu.be

かなりコトコト感、というかクリーミーなサウンドになりましたね。シチューをコトコト煮込んでいるような"とろける打鍵感"に仕上がったと思います。

 

Lucky65と比較してみる

上からLucky V1、Lucky V2、NUT65になります。

 


写真では少し伝わりにくかもしれませんが、ケースの質感は大幅に上がっている印象です。背面デザインも洗練されていて、NUT65ではチープさが全く感じられません。

シリーズとしては異なりますが、Weikavのキーボードの進化が感じられる仕上がりです。

過去に2製品ともにレビューをしているのですが、V1ではフレームの歪みがありましたし、V2ではボールキャッチ機構にガタツキがありました。

<参考>

【キーボードレビュー】Rainy75に激似のWeikav Lucky65は、最高の打鍵感を誇るコスパ抜群の"遊べる"キーボードだった! - IRIELIFE!-Blog

【キーボードレビュー】Weikav Lucky65 "V2"は、初代の優れた打鍵感そのままに、クイックリリースとVIAに対応した"神キーボード"だった!コスパもエグい! - IRIELIFE!-Blog

NUT65ではかなり製品クオリティが上がっていると思いますね。

Lucky65 V3が後にリリースされるとの話を聞いているので、このNUT67のようなクオリティで登場すると思うと、ワクワクが止まりませんね。

 

気になるポイント

分割スペースバーに未対応

Lucky65は対応していたので、NUT65も対応しておいて欲しかったですね。

 

前面のRGBライティング

せっかくのライティングですが、パームレストを置くと見えなくなります。有っても困りませんが、別に無くても良かったかもしれません。

 

USB端子周辺の凹み

細かいところですが、USB端子が凹んで設置されているのが、少しだけ気になりました。マグネットタイプのケーブルを使用したいときに、アダプタを取り付けにくいので、フラットな接続部にして欲しかったですね。

デザインとしても、凹んでいない方が洗練された印象になると思います。

 

技適未取得

ここが本当に残念ですね。

Weikavさんからは、「日本での売上を見て検討する」との回答を頂いているのですが、それに対しては「技適認証を受けていることが、日本での売上上昇に繋がると思う」と伝えています。

Lucky65 V3では是非とも技適取得してもらいたい!

 

ベアボーンキットであること

これは個人的には何も問題ないことですが、一般的なユーザーにとってはキースイッチやキーキャップが装着された状態がいいのかもしれませんね。

 

まとめ

良かったポイント

  • アルミの高い質感
  • VIAにフル対応
  • コトコト音が出やすい筐体
  • プレートオプションが提供されている
  • クイックリリース機構
  • コスパ抜群

微妙だったポイント

  • 技適未取得
  • 前面のライティングは不要かも
  • ベアボーンキットであること。(玄人向け)

 

ということで、Weikavの新作キーボード「NUT65」をレビューをしてきました。クオリティの高い素晴らしいキーボードになっていると思います。これが約10000円で買えるのは破格でしょう。メイン機のLucky65 V2から乗り換えることにしました。

これまでのWeikav製品には、何かしらの微修正が必要だったのですが、NUT65には何もありません。

このキーボードの高いクオリティが、Weikavの長い沈黙期間は無駄ではなかったことを証明していると思いますね。今後のWeikav製品も非常に楽しみになりました。

無線接続にこだわらない方、コスパが良くクオリティの高いベアボーンキットを探している方におすすめです。

気になった方はチェックしてみて下さいね。