G7 SEを分解して、振動除去とトリガーストップの取り付けをしてみました。
記事にはしていないのですが、T4 Kaleidも分解して同様の改造を行っています。
G7 SEはLEDがないのでT4 Kaleidよりもシンプルで分解し易いです。簡単に分解できるので、参考にしてみてください。
改造手順のあとに、どちらがオススメなのか述べたいと思います。
あ、電動精密ドライバーが作業が捗るのでオススメです。私はこれを使ってます。手回し出来るので、基盤のネジを閉めるときに便利です。
分解と改造
ネジの種類
外側はシルバーのトルクスネジ、中身の基盤に使われているネジはプラスネジです。ネジの長さは各種で全て同じ長さなので、間違うことはないと思います。
外側
パネルを外して6本のネジを外し、パカッと開きます。
殻を開けるとき、L1R1ボタンの近くにある小さな穴に、細いマイナスドライバー等を差し込むと開けやすいです。
中身
中身はこのようになっています。シンプルですね。
振動除去
ここのコネクタを外すだけです。振動モーターははめ込んであるだけで、ネジ止めもされていませんので簡単に外れます。
ついでにL1R1ボタンのバンパーも外しておきます。
基盤外し
3つのネジを外します。
基盤の上が外れるので、繋がっている平べったいケーブルを黒いコネクタを上に上げて外します。
あとは下の基盤と殻を止めている4本のネジを外すと、完全に基盤を取り外すことができます。
自作トリガーストップ
下側の殻の上部の、トリガーが当たる部分に、トリガーの距離を縮めるものを仕込んでいきます。
今回は5mm厚のゴム板を小さく切ったものを使用しました。大きさは好みですね。
取り付けるとこのような状態になります。接着剤で固定しました。
ということで、工程は以上で、あとは元に戻していくだけです。
簡単ですね。
計量
一応重さを測っておきました。180.4gでした。改造前のものは測り忘れてました。
ちなみにT4 Kaleidも計測しておきました。改造済みのものです。
G7 SEとT4 Kaleid どっちがオススメ??
同じGameSirから発売されている、ホールエフェクトセンサーを搭載したT4 Kaleidとどちらがオススメなのか。
結論から言うと、T4 Kaleidです。
理由は以下です。
①T4 Kaleidの方が軽い。
➞改造後の計量で約9gほど軽いです。軽いのは正義です。
②ポーリングレートが1000Hzに設定できる。
➞何度もつなぎ変えて操作感を比較したのですが、T4 Kaleidの方が、自分の操作に遅延なく反応しているように感じました。キビキビ動く感じですかね。プラシーボ効果かもしれませんし、スティックの微妙な硬さの違いによるものかもしれませんが。
➞G7 SEもhidusbfを使えば1000Hzに対応できますが、デフォルトで対応しているのは楽&精神衛生上良いです。
③T4 Kaleidのボタンの押し心地がいい。
➞ABXYボタンのクリック感のあるボタンが良いです。背面ボタンもクリッキーですし、G7 SEよりも若干出っ張っているので誤爆しにくいです。
④上部の2つのボタンの角度がいい。
➞斜めに配置されているので押しやすいです。
⑤T4 Kaleidの方がしっくり手に馴染む。
➞形状の違いとして、グリップ部分がT4 Kaleidのほうが若干厚めです。私の手にはこちらの方が持ちやすく感じました。手の形によるところですね。
⑥デスク周りが黒いので、白いコントローラーが馴染まない。
➞公式やアリエクで黒いフェイスパネルが売っているので買えばいい話ですが。
⑦見た目が好き。
➞LEDのアクセントが好きです。
まとめ
ということで、今回はGameSir G7 SEの改造記事でしたが、最終的にT4 Kaleidを押しまくる結果になってしまいました。
しかしながら、どちらも最新技術のホールエフェクトセンサーを搭載した良いコントローラーだと思います。どこを重視するのか人それぞれだと思いますので、個人の好みで選ぶと良いのではないでしょうか。
この記事が参考になれば幸いです。
<関連記事>