めちゃくちゃ楽しみにしていたHUAWEI Eyewear 2が届きました!
ということで早速レビューをしていきます!
先に結論を書いておくと、タイトル通り「最強」でした。
では、詳細について以下に書いていこうと思います。
簡易スペック
音楽再生:最大11時間 音声通話:最大9時間
防水性能:IP54
マルチポイント2台
音漏れ防止設計
アプリ対応
開封
衣装箱
シンプルな箱でいいですね。
付属品一覧
ケース
三角形のシンプルオシャンティーケース。
折りたたむとぺったんこになります。いいですね。
予備ヒンジパーツ
クリーニングクロス
初期レンズ
度付きレンズで購入したので、デフォルトレンズが同封されていました。
充電コネクタ
Eyewear 2専用なので、Eyewear初代には適合しないとのこと。
メガネの詳細
外観
ツルが多少太めな普通のメガネって感じですね。
ヒンジ周辺
ロゴが内側に入っているのはOWNDAYSコラボモデル。HUAWEIの純メーカーモデルは外側にHUAWEIロゴが入るそうです。OWNDAYSモデルの方が、ロゴが目立たない分いいかもしれません。
スピーカー部分
上下対称のスピーカーが搭載されていて、これによって音漏れが軽減する仕組みだとか。触ってたので指紋ついてます。すいません。
マイク部分
右側のツルの前部分にマイクが搭載されています。
充電方法
付属に充電コネクタをツルの先端に装着して充電します。マグネットでピタッとくっつきます。約10分の充電で最大3時間の音楽再生、役50分の充電でフル充電。
SNAP LENS(別売り)
マグネットでサングラス化できるSNAP LENSも同時購入しました。
つけるとこんな感じです。うん、サングラスになりました。
SNAP LENS用の薄いケースも付属してきたので、私はこのケースに入れて車に載せっぱにするつもりです。もちろん車内温度には気をつけます。汚れた感じになっているのは皮だからでしょうかね。
ペアリングについて(クセあり?)
少しクセがあるような気がします。初期ペアリングができなくて少し苦戦しました。
Eyewear2の2通りのペアリング方法
①充電コネクタのボタン長押しでペアリングモード
②メガネの両方のツルを4秒長押しでペアリングモード
まずは①での接続を試しましたが、ペアリングモードに入るもののスマホ側にデバイスが表示されない状態が続きました。仕方がないので次に②の接続方法を試しました。①と同様の状態が続きました。
同様の現象が他の購入者にもおられるかと思い、Xで調べてみたところ「ペアリングできなくて初期不良扱いで交換対応になった」という内容で投稿されている方を発見。ぶっちゃけ私もハズレを引いたと思って、かなりゲンナリしていました。
初期不良をサポートに連絡にする前に、色々試してみようということで、弄っている内に、スマホ側にデバイスが表示され、無事ペアリングすることができました。
接続完了した際の作業内容は、「充電コネクタを接続しボタン長押しでペアリングモードに入った後に、コネクタを完全に外す」で、これでスマホ側にデバイス名が表示されました。接続することできました。
もしかすると充電とペアリングモードが干渉するのかもしれません。私の個体のクセなのかもしれませんが、もし、同様の現象に遭遇された方は「コネクタを外す」を一度試してみてください。(使用スマホはPixel 7aです。)
アプリについて
HUAWEI AI LifeというアプリでEyewear2のジェスチャー操作などのカスタマイズができます。やはり米国の制裁の影響もあるためか、iOSではできることが限定されているようなので、Androidユーザーの方との相性がいいでしょうね。とはいえGoogle Playで配布されているのは古いバージョンのみで、最新版はHUAWEIのAppGalleryかブラウザ経由でのAPKダウンロードとなるので、このあたりが気になる方はいるかもしれませんね。
iOS版ダウンロードリンク
https://apps.apple.com/jp/app/huawei-ai-life/id1266194141
Android版ダウンロードリンク
https://smarthome.hicloud.com/d/ja/download_guide.html
アプリの設定画面
ジェスチャー操作のカスタマイズや、自動音量調整などの設定が可能です。
使用レビュー
つけ心地
メガネのソレです。普通のメガネを装着している感じです。もともとツルが太めのメガネを使用していたので、違和感が全くありません。普段細めのメガネを付けている方は違和感を感じるかもしれませんね。
音量を上げた時は、音の振動を感じますね。ブルブルします。
音質
良いです。このデバイスに何を求めているかにもよりますが、構造的に低音がズンズン来ないのは当然ですし、音楽再生やラジオなどの音声も非常にクリアです。ただ単に音が鳴るだけのデバイスという事はないですね。
まぁそもそも、寝ホンもそうですが、音質を求めるものじゃないと個人的には思いますね。こだわりの音質を求めるのであれば、ポタアンや有線イヤホンをおすすめします。
しかしながら、使い勝手と音質をかなり高いレベルで両立させていると思いますよ。
X(旧Twitter)でサーチすると、「初代より音質が劣化した」なんて投稿をされている方もおられますが、私は初代を所持していませんので比較できませんし、この2で十分満足しています。実際のところ、スペック的にも劣化しているようなのですが、その分バッテリー時間が大幅改善しているとも言えるので、ウェアラブル端末としての実用性の部分が強化されたのではないかなぁと推測しています。
遅延
動画視聴では全く問題ないですね。言うまでもありませんが、当然FPSや音ゲーなどには向いていません。まったりゲーなら問題なく使えるでしょう。
通信安定性
ペアリングに多少クセがありましたが、接続が完了してから、特に途切れることなく使用することが出来ていますので、安定していると言っていいでしょう。
音漏れ
音量を上げれば漏れます。6歳の子供と車に乗っていた時に、音漏れに気付かれるかの実験をしてみましたが、「父ちゃん、なんか声聞こえない?」と言われました。「このメガネな、音が聞こえるんや」と答えると、「すげー」とびっくりしてましたね。
ながら聞きの小さめ音量の時は、聞こえないと言っていましたね。なので、小さめ音量であればほぼ聞こえないのでしょう。もちろん使う場所によりますが。アプリで静かな場所に行くと自動でボリュームを下げる設定もできるので、それも活用すると快適だと思います。
正直、音漏れに関してはTPOをわきまえることと、リテラシーの問題なのかぁと思います。この製品の特性を理解していれば、構造上音漏れがあることはわかるわけですし、静寂な環境で音量を上げる人は、そもそも、、、っていう。
裏技?ではないかもしれませんが、小さなボリュームでも耳周りに手を当てると、手に音が反響してめちゃくちゃよく聞こえます。外向きにスピーカーが搭載されているわけですから、当然っちゃ当然ですが。
総評
素晴らしいです。
自身初のオーディオグラス体験ということもあり、普段のメガネ装着状態なのに、イヤホン無しで音が聞こえることの快適さに感動しました。
特に便利だったシーンは、車の運転中とPC作業中です。車の運転中では、耳を塞がないので、周囲の音をしっかり聞ける状況で運転することができますし、もちろんハンズフリーとして使用できます。同乗者との会話もしやすいです。PC作業中に関しては、スマホで音楽やYouTubeを聞きながら作業したり、電話対応が楽になりました。
発見があったのですが、PC作業中において、Eyewear 2とKOSS Porta PROとの相性がめちゃくちゃ良かったです。Porta Proの超絶軽いつけ心地とメガネに干渉しないデザインのおかげで、太めのツルのEyewear 2でも快適に装着できます。2種類のオーディオ機器を身につけることが可能になりました。
【海外通販】DropでKOSS Porta Pro Xを購入!「とにかく楽しい」軽くて快適なエンジョイヘッドホンだった! - IRIELIFE!-Blog
それから、おすすめな使い方として、TWSイヤホンとの合わせ技がとても便利に感じました。しっかりと遮音して音楽などを聞きたい時は、イヤホンを装着することができるので、TPOに応じて使い分けることが可能です。Porta Proもそうですが、「2種類のオーディオ機器を装着できる」、コレができるのがメガネ型スピーカーの魅力ですね。
まとめ
今回は、HUAWEIから発売されたEyewear 2、OWNDAYSコラボモデルをレビューしましたが、事前に感じていた"神デバイスの予感"は間違っていませんでした。生活の中での音楽の聞き方が変わる素晴らしい体験ができ、非常に満足度が高い買い物でした。
米国から制裁を受け続けているHUAWEIですが、Apple信者ではない私は、応援したいと思います。ええもんはええやん。
最後に小さな声で言います
Google Play Store戻してやってくれぇ