<更新履歴>
#2024/01/14 スティックについて
#2024/01/16 ショップとのやり取り
#2024/01/17 ショップとのやり取り
#2024/01/30 特に進展なし
昨年末に予約していた「Gulikit Kingkong 3 MAX」が、ついに手元に届きました。
購入したのは、ブラックモデルです。
先日、レビュー記事を書いたVader 3 Proも全部入りでコスパ抜群でしたが、今回もコスパ抜群です。
【1万円以下】コスパ最強の全部入りコントローラー「Flydigi Vader 3 Pro」が最高の使い心地だった!フリークが付けられるようにプチ改造! - IRIELIFE!-Blog
初めて利用したショップだったのですが、無事に届いてホッとしています。クーポンが利用できたので1万円以下で購入できました。
GuliKit Kingkong3 MAX Controllerの黒色、予約完了! pic.twitter.com/jRbEw82YBg
— けんじろ (@IRIELIFE_420) December 30, 2023
公式ではないショップで購入したのですが、公式で購入するほうが良いかもしれませんね。
→AliExpress Gulikit Official Store
ということで、サクッとレビューを書いていきます。
とりあえず、結論を先に書いておくと、タイトルに書いた通り
最高のコントローラー でした。
※いくつか注意点もありましたので、参考にしていただけると幸いです。
簡易スペック
GuliKit KK3 MAX Controller-GuliKitより引用しています。
一応Google翻訳にかけておきました。
開封と中身
箱
同梱物
本体、取扱説明書、USBケーブル、背面パドル、交換用ボタン←注意点①(後述します)
本体はちゃんとケースに入っていました。
本体のケースの中には無線接続用のUSBドングルと、ボタン外し工具が入っています。
本体
質感高いです。
ABXYボタン(注意ポイント①)
ケースに入っていた工具でボタンを外せます。メカニカルではなくメンブレンタイプです。
※コメント頂きまして、メカニカルスイッチになっているようです。修正しました。メカニカルのようですが、感触としてはメンブレンです。ペコペコしますね。
初期はSwitchのボタン配置なのですが、これをXboxタイプに変更するときは、必ず交換用のボタンを使用する必要があります。
下の写真を見ていただくと分かるように、ボタン各種に傾斜がついていますよね。
コントローラーの傾斜に合わせて作られているので、デフォルトで付いているボタンをそのまま場所移動すると、凸凹になって付属の工具で取り外せなくなります。
(小声)私、そのまま場所移動したことをカミングアウトしておきます。強力粘着テープでなんとか脱出させましたから。恥ずかしぃ。
背面・トリガーストップ
背面パドルが装着可能で、トリガーストップが搭載されています。このトリガーストップは物理的にトリガーを止めるタイプではなく、ちゃんとデジタルトリガーになります。Vader 3 Proと同じですね。
ですが、音はマウスクリックっぽくなく、ポクポクという感じです。トリガーが浅くなるのですが、ストロークの長さはVader 3 Proの1.5倍から2倍というところでしょうか。遊び幅が大きめでフカフカ系です。ちゃんとクリック感はあります。んー、結構ココは微妙に思う方もいるかもしれませんね。レスポンスが少し悪くなります。
背面パドルにはドーム型もあるので、人それぞれ使いやすいものを選べますね。
私は色々試した結果こうなりました。左手側背面は上部にドーム型、下部に短い方のパドル、右側は通常のパドルを取り付けています。
スティック位置がXbox配置(左右非対称)なので、左手が右手よりも少し上にズレるんですよ。自分の感覚ではにこれが一番しっくり来ましたね。
重量
背面パドルが付いてない状態の重量は246.9gでした。背面パドルが金属製なので、付けると約20g程度増えます。付けるパドルの種類や数で重量が変わりますからね。
サムスティック
純正のサムスティックですが、ありがたいことにPS5用とXbox用のフリーク、どちらも取付可能です!中間のサイズで設計されているのでしょうね。素晴らしい。これまでの資産が活かせますね。
プロフリーク
気持ち緩めかな?でも大丈夫。
Alpha(Xbox用)
結構きちっとハマります。が、スティック自体が本体から着脱可能なので、フリークの取り外しはやりにくいです。頻繁に着脱する方はPS系の方が良いと思います。
交換用サムスティック(注意ポイント②)
今回、KK3 Maxを買うときに、交換用スティックがセットのものを購入したんですよね。
右が純正です。左が交換用です。どちらも経は同じなのでフリーク事情も同じです。
が!
コレ、入らないです!
結構ガッカリでしたね。セット売りしてるのに、入らんのかーい!
無理やり付けるのはダメですよ。
購入を検討されている方は、スティックセットは「今は」やめたほうが良いです。
私の入手した個体の問題かもしれませんが。。。
※一応、販売店にはスティックが適合していない旨の連絡を入れておきました。期待はしていませんが、何か進展があれば追記で報告します。まぁ、KKシリーズ対応を謳っている交換スティックがKK3 Maxに対応していないのでしょうけどね。
<#追記 2024/01/14>
購入した店舗に連絡したあと、店舗側がGulikitに問い合わせたようで、「インストールすることができるが、強く押す必要がある」との回答をもらったとのこと。
店舗側からは、「それでも付けられないなら、NS34の交換セットを差し上げます」と言って頂いたので、とりあえずそれで行こうと思います。NS34が何なのか、いまいち分かっていないのですが。。。Switchのやつですかね?
まぁ分かったことは、スティックは初期不良ではなく、仕様であることでした。参考にしてください。
※NS34はスティックセットの型番でした。
新しいものを送ってくれるってことですね。
<#追記2024/01/16>
ショップから連絡がありまして、「コレ見て!」というコメントと共に動画が貼り付けられていました。その動画には、指の色が変色するくらいの力でスティックを押しこんで装着し、力いっぱい引き抜いて「ア"ッ(吐息の様な声)」という声とともにスティックを外している店員さんの手元の様子が写っていました。
その後のメッセージに「ちゃんと付くから大丈夫だよ!スティックは頑丈だから壊れないよ!」っという内容が書いてあり、不覚にもめちゃくちゃ笑ってしまいました。いやー公開したいなー動画w
こちらからは「スティックは繊細だから私はやらないよ。もし改良されたスティックがリリースされたら、その時は対応してね」と送っておきましたw
結局新しいスティックは送ってくれないようですw 続報があれば追記しますね。
<#追記2024/01/17>
ショップがとても丁寧に対応してくれていて、「Gulikit社にこの件についてフィードバックを送ってあるから、また向こうからフィードバックがあるはずだよ」とメッセージをくれました。さてどうなることでしょうか。
<#追記2024/01/30>
特に何もメッセージのやり取りがなく、進展がないので「その後、どうですか?」と聞いてみたところ、「ちゃんと連絡してあるよ。新しいロッドが発売されるかもね。」との返信がありました。気長に待ってみます。
設定等
背面ボタンの設定は簡単で、真ん中の歯車ボタンと設定したい背面ボタンを押して、その後に設定したいボタンをポチッと押すだけです。
ソフトウェアが不要でコントローラーだけで設定できます。中華製ソフトウェアをインストールしなくて良いので、気になる方には良いポイントかもしれませんね。私はあまり気にしない派ですが。
コントローラー単体で設定するため、取扱説明書をちゃんと読む必要がありますね。
GuliKit KK3 MAX Controller NS39 English Manual
使用レビュー
ざっくりレビュー
めちゃくちゃ良いです。ホールエフェクトセンサー搭載で、背面ボタン4つ、トリガーストップ、ポーリングレート1000Hz対応というとで、文句の付け所がない完成度です。
とザックリ言っても仕方ないので、Vader 3 Proと比較しながらいいポイントを書いていきます。
Vader 3 Proと比較しながら
まずは、コントローラーの大きさです。
ご覧の通り、KK3 Maxが一回り小さいです。手の小さい私にはKK3 Maxがより快適でした。右手親指の自由さが全然違います。
Vader 3 Proは表面に「C」「Z」の追加ボタンがあるので、そこも捨てがたいいいポイントなのですが、持ち安さの面では、KK3 Maxがかなり好みでした。
次に、背面ボタンの配置です。
Vader 3 Proは背面ボタンが横並びですが、KK3 Maxは縦並びです。横並びで中指と薬指を使おうとすると、結構深く握り込まないとダメなのですが、縦並びだと、通常持ちした時に自然にボタンに指がかかります。
※結局Vaper 3 Proは、薬指は使わず、中指だけで背面ボタンの両方を押し分けて使っています。
持ち心地の良さ、手のフィット感的にKK3 Maxが優れていると感じました。手の大きい方はどちらも快適なんだと思います。
さらにもう一つ、良い点をあげるとすればコレです。
箱の裏にちゃっかり技適マークがあるんですねぇ。安心して無線接続ができます。Switchにもサクッと接続できますよ。たまに息子とやるマリオカートで活躍しそう。
Vader 3 Proも全部入りのかなり良いコントローラーなので、もう
あとは好みで選んで!
のレベルですね。どの機能を重視するのか、持ち心地を重視するのかなど、人それぞれですから、「誤差の範囲」という表現をしてきましょうかね。
気になるかもポイント
交換用サムスティックに関すること以外は、そこまで大きなポイントはないのですが、一応まとめておくと
- 重量重め
- ABXYボタンがメンブレンタイプ
- トリガーストップのストロークが長め
私は最近、デスク上に手を置いてコントローラーを使うようになったので、重量は全く気にならないです。メンブレンタイプのボタンに関しては、そもそも背面に割り振っていますし、ボタントリガーストップもそこまでストイックさを求めていないので、上記した3つのポイントは私には全く問題なかったです。
まぁあとは、現在は入手経路が海外通販のみなので、入手難易度が少し高いのがデメリットなのかもしれませんね。まぁ中華通販が結構台頭してきているので、以前よりはハードルは下がっている気もしますが。海外通販、簡単で楽しいですよ。
まとめ
ということで、今回はGulikit Kingkong 3 Maxのレビュー記事をサクッと書いてみました。
1万円台前半で購入できるコスパ抜群、機能抜群の最強コントローラがここに爆誕しましたね。私にとっては最も使いやすいコントローラーでした。大切に使っていきたいと思います。
お前がナンバーワンだ!
Amazonや楽天などでの取り扱いが始まれば、一気に覇権を握る予感がします。
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